インハウスデザイナー

【重要】インハウスデザイナーの志望動機は採否を分ける【例文も紹介】

インハウスデザイナーの求人に応募する人「印象の良い志望動機が知りたい。ライバルと差がつくポイントはなんだろう。そもそも志望動機で合否が決まる? スキルや経験が大事なんじゃないか。例文が知りたい」

こういった疑問に答えます。

もくじ

  1. インハウスデザイナーで高評価の志望動機【実体験】
  2. インハウスデザイナーの志望動機は採否を分ける
  3. 志望動機の例文を書いてみた  

この記事を書いている人

  • インハウスデザイナー(web担当)として事業会社に転職成功
  • 前職(制作会社)より100万円以上年収アップ+フルリモート勤務
  • 自由と安定を手に入れた

インハウスデザイナーで高評価の志望動機【実体験】

インハウスデザイナーで高評価の志望動機【実体験】
Image of engineering objects on workplace top view.Construction concept. Engineering tools.Vintage tone retro filter effect,soft focus(selective focus)

結論として、制作会社との比較を入れるべきです。

なぜかというと、比較をすることで、なぜ事業会社に入りたいのか、さらにそこから進んで、事業会社のなかでもなぜその会社じゃなきゃダメなのか、ということにつなげられるからです。

体験談:私が転職で内定を得た話

具体的なお話をすると、私は制作会社に勤めていて、もっと業務の幅を広げたいと考えていました。

制作会社では、分業制が敷かれていて、たとえばwebデザイナーがコピーライティングをすることはないし、エンジニアリングや、エンドクライアントと交渉することもありませんでした。

デザインの領域に限らず業務の幅を広げたい、それを志望動機とし、事業会社への就職が決まりました。

その事業会社は社内唯一のインハウスデザイナーを募集していて、業務をデザインに限らず横断的にやって欲しいと考える会社において、私の志望動機はまさに合致していたわけです。

よくある質問①:制作会社に勤めたことがなくても問題ないですか?

「制作会社に勤めたことがなくても、比較を志望動機にしていいの?」という質問があると思います。

答えは比較して大丈夫です。

確かに実際に働いていて自らが直面した課題のほうが説得力がありますが、人から聞いたり、ネットで調べた情報でも問題ありません。

よくある質問②:その事業会社でなければならない志望動機は?

「制作会社と事業会社の比較が良いのは分かったけれど、その事業会社でなければならないという志望動機はどうしたら良いか分からない」という人もいるかもしれません。

結論、比較の他に志望動機を考える必要はありません。

理由は、比較だけでその事業会社を選ぶ志望動機に掘り下げられるからです。

具体例

たとえば、制作会社との比較で、専門業務を横断的にできることを志望動機としたら、それが貴社では叶えられる、とします。

そのときに、もちろん事業会社ならどこでも上記志望動機を叶えられるわけではありません。

事業会社によっては、既に制作のチームが結成されていて、制作会社と同じような分業制が敷かれているかもしれません。

またクリエイティブにインハウスデザイナー一人だけであっても、他の業務は否応なしに外注で、求められないケースもあり得ます。

求人内容から貴社のような会社は他にないとすれば、専門業務の幅を広げたいという比較だけでOKです。

補足:

さらに、事業内容やビジョンにも共感を示すと説得力が増します。それこそ、アパレルなど商品を作っている事業会社なら、そのアパレルブランドに魅力を感じていることや、社長が掲げているビジョンに共感を覚えていることです。

インハウスデザイナーの志望動機は採否を分ける

インハウスデザイナーの志望動機は採否を分ける
A smiling brunette girl in a blue shirt is sitting at the table in workshop studio. She works with creative stuff. She has a nice dog on the knees.

結論、インハウスデザイナーの志望動機は採否に影響します。

なぜなら、志望動機は熱意の表れで、採用担当が重視するポイントだからです。

応募者2名を比較

たとえば、下記のような応募者を想定します。

A子:有名な制作会社のデザイナー5年

B男:デザイン学校からフリーランス1年

A子の志望動機は曖昧で、なぜうちの会社を志望するのか、採用担当の目からピンと来ない。

B男は上記の志望動機のポイントを押さえていて、強い熱意を感じる。

確かに、キャリアで見たらA子のほうが高いです。クリエイティブの質を強く求められる制作会社への転職なら、A子のほうが有利かもしれません。

ただ、事業会社の場合、求めている人材はスキルや経験よりも、自分の会社のビジョンや事業に共感して、そのために力を出してくれる人材です。

もちろん、全くの未経験はハードルが高いですが、一定の知識があれば、後は入社後に努力してもらえれば構わない、と考えていることが多いです。

そのため、スキルよりも志望動機がはっきりしていて熱意を感じたほうが、入社後にもきっと努力してくれると思われ、結果、B男が採用されることがあり得ます。

そのため、志望動機は採否を分けます。

インハウスデザイナーの志望動機の例文

インハウスデザイナーの志望動機の例文
ENTER TO WIN is written on a white sheet on a blue background near the stationery and the Scheffler sheet. Call to action. Motivational concept

結論、上記で紹介した比較のポイントに肉付けしていけばOKです。

例えば、下記です。

webデザイナーの志望動機

デザイナーとして会社で働くには、主に受託系の制作会社か、事業会社の専属のインハウスデザイナーがある。

私は前職は制作会社におり、様々な案件に携わり、デザイナーとしてのスキルを上げることができた。

一方で、デザインをしていくうちに、その先のコーディングや、バックエンドのシステム開発、またクライアントとの交渉など、横断的に取り組みたい思いが強くなった。

しかし、制作会社では分業制を敷いていて、建前は他の業務をして良いとなっていても、実際のところ、他の業務にはそれでお金をもらって働いている人がいるため、そこに入っていくのは難しかった。

貴社の専属のインハウスデザイナーであれば、上記のような私の希望を叶えられると考えている。

特に事業会社には既に制作会社のようなチームがあって、実際、分業制を敷いていることがある。

しかし貴社ではそれがなく、求人内容を見ても、一人でオールマイティにできる人材を求めているということで、まさに私の思いとマッチすると感じている。

さらに、貴社の失敗を恐れず挑戦を重ねていくというビジョンや、それを実現するカルチャーにも強く共感しており、今の思いを胸に、デザインに限らず様々な業務に挑戦したいと考えている。

補足:志望動機は合否決定の一要素

志望動機はあくまで採否を分けるひとつのポイントです。

他に、面接や、そもそもの相性の良い事業会社の選び方など、合否につながる重要ポイントが存在します。

他のポイントについては、下記記事を参考にしてください。

インハウスデザイナーの面接のコツ【準備が大事】

事業会社の選び方で採否も就職後の幸せも決まる【実体験】

特に大事なのは、事業会社の選び方です。つまるところ、相性の良い会社が見つかれば、勝算が高まります。

そして相性の良い会社を見つけるためには、挑戦回数が大切です。

今回の志望動機の書き方を参考に、どんどん挑戦していきましょう。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

suga

ホテル、アイテム、日用品など実際に体験したものを忖度なく男女の目線でレビューしていきます。

-インハウスデザイナー
-